心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで

先日紹介したダイエットに関する科学の本(ダイエットの科学―「これを食べれば健康になる」のウソを暴く - 脳やAI、読書のメモ)を読んでいた時に、研究者の先輩からオススメされたので読んでみました。

心を操る寄生生物 :  感情から文化・社会まで

心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで

まさに先日読んだ本に書いてあった腸内細菌の話が多数あり、驚きました。というかやっぱりこういう分野の研究って今かなり流行ってるんですね。

この本はサイエンスライターの方が書いており、"寄生虫が我々を操っている"というかなりメッセージ性のある内容になってます。"我々人間や動物には様々な寄生虫(前の本では腸内細菌に焦点を絞っていた)がいて、それが人や動物の様々な行動に影響を与える"という本質的な主張は一緒だと思いました。ただ、先日の本は著者が研究者ということもあってか、かなり慎重な論調だったので、こちらのセンセーショナルな書きぶりはだいぶ攻めてるなという印象。

こちらの著者自身も刺激的なメッセージであることを意識してはいるものの、やっぱり"操っている"という、まるで意思があるかのような表現は少し言い過ぎなのでは・・・と思ってしまいました。