2018年の振り返り

年末にその一年がどれだけ長かったと感じるか(あるいは一年の密度)が、僕の場合結構ばらつきがあります。具体的には、同じ分野や場所、環境に2年から3年ぐらいいるとワクワクする度合いが減っていく傾向にある気がします。実際、大学院に入学して卒業するまでの5年間だと、特に4・5年目の密度がそれまでに比べ目に見えて薄かった気がしています。

それが嬉しいことに、今年はまた盛り返しました。この年末年始はイギリスで迎えます。日本には年明けのピークを過ぎた頃に帰って、東京と関西で1週間ずつ過ごします。前回帰国時はほぼ学会で埋まってましたが、今回はそういった予定も無いので気が楽です。一方で、食の楽しみは胃の不調のため無理そうです。地味にショックがでかい。


研究

博士を取り、卒業しました。
6年前、スーツを着て深夜までOfficeと格闘する仕事から転身した時は我ながら無謀だと思いましたが、大学院に入ってからは予想以上に自分の能力の無さに苦しみ、ようやく知識がついてきてからは凄い人達との彼我の差がわかるようになり目がくらみ、とまあ色々大変さもありましたが、人や運に恵まれたおかげで無事に卒業できました。
他にも、論文を出版したり、投稿中の論文や改訂中の論文があったり。その脇でデータやアイデアはあるが手付かずのネタがどんどん積まれてきており、それが減る兆しは全くありません。

私生活

30歳になりました。

正直"私生活"について書くことがあまりなくて、それは私生活がほぼ研究に浸食されているからですが、つまり大学院時代とあまり変わりない生活が続いています。

心身ともに成熟した大人になっているかと思いきや、それっぽい言い回しや知識で取り繕うことができるようになっただけ、中身は全然成長してないなと思うことが本当によくあります。一方で、絶賛進行中で胃痛に悩まされたりと、肉体面では年齢を感じます。人生初の海外長期生活では予想通り英語に大苦戦中です。少しはマシになってきていると信じたい。

昔からの知り合いは結婚していたり子供が生まれた人もそれなりにいて、他にも色んなところに旅行に行ったり遊びに行ったり、、、そういう話を聞いていているとこちらも楽しくなります。かといって今の生活に不満があるかと言われるとそうでもないし、毎日ワクワクしながら送れているので、もう少し続けてもいいのかなとは思います。

キャリア

前にも書いた通りグラントは色々と出しては落ちていましたが、幸いにも通ったものもあります。数打って当てる方式。結果待ちのものがまだ複数あるので、まだまだ気は休まりません。また来年も色々と出すかと思いますが、申請書を書く作業はそこまで苦ではないですし、色々勉強したりアイデアを練るきっかけになってわりと楽しめています。

日本にいる時ですが、人生で初めて教育的なこともやってみました。やってみると学ぶことが沢山あって、意外と向いているのかもしれないと感じるなど。

趣味

なんとなく記憶に残ってるものを各ジャンルごとに箇条書きします。

  • 漫画

山口つばさ「ブルーピリオド」
友人からオススメされて読みました。

三原和人「はじめアルゴリズム」
数学漫画は初めて読んだ(他にもある??)けど面白い。

  • 音楽

Electro swing
特にこれといったアーティストがいるわけではないのですが、このジャンルばかり聴いてました。去年はEDMばかり聴いていたから多分その延長。

米津玄師「Lemon」
米津玄師も「アンナチュラル」も好きなので。

  • ドラマ

「アンナチュラル」
野木亜紀子なので。

「重版出来!」
野木亜紀子なので。今年のドラマじゃないけど。むろつよしの役どころがよかった。

「僕らは奇跡でできている」
人にオススメされて観ましたが、凄く良かった。研究者が主人公だったのもある気がします。

  • アニメ

「宇宙よりも遠い場所」。
王道青春もの。幼馴染のエピソードと最終話がよかった。今年ではないですけど「ばらかもん」もよかった。

  • 小説

平野啓一郎「ある男」
どんどんストーリーテリングが上手くなってる。

  • 参考書

須山敦志「ベイズ推論による機械学習」
変分法のいい復習になった。

  • 一般書

ユヴァル・ノラル・ハラリ「ホモ・デウス」
たいして数を読んでいないのでこれしか浮かびませんでした。

  • 映画

「Ready player one」
スピルバーグの日本サブカル愛を感じた。

「バードマン」
カメラワークはすごかった。劇中劇を見て村上春樹を思い出すなど。

  • その他

イギリスに来てからテニスを始めました。かぶれてます。

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それではよいお年を。